通常、集塵機はモーターの騒音で会話ができないほどですが、圧縮空気を利用した回転部をもたない、会話ができるほど静かな静音集塵機があります。
オオサワカンパニー 静音集塵機
サイレントクリーナー SC20-32
20Lタンク、重量10kg、高さ830mm、幅450mm
サイレントクリーナー SC30-32S
30Lステンレスタンク、重量11kg、高さ950mm、幅450mm
サイレントクリーナー SC60-32S
60Lステンレスタンク、重量18.5kg、高さ1,011mm、幅534mm
サイレントクリーナー SC60-38S
60Lステンレスタンク、重量18.5kg、高さ1,000mm、幅550mm
型番の説明
サイレントクリーナーは、「強力タイプ」「粉塵用」「グリス専用」があります。強力タイプは型番に「G」、粉塵用は「W/F」、グリス専用は「VG」が入ります。
「SC60-32S」と「SC60-38S」の比較
「SC60-32S」と「SC60-38S」を比較すると、吸引ノズルと耐油ホースの径が異なります。
SC60-32S | SC60-38S | |
---|---|---|
吸引ノズル | 外径32mm、内径25mm(長さ700mm) | 外径38mm、内径31mm(長さ700mm) |
耐油ホース | 内径32mm(長さ2,000mm) | 内径38mm(長さ2,000mm) |
排気音 0.5MPa時 | 60dB | 58dB |
サイレント集塵機の使い方と特長
サイレントクリーナーを使う場合には、圧縮空気の空気原が必要です。大きな工場では、圧縮空気を工具やダストの吹き飛ばしなどでよく使うので、圧縮空気の配管があります。そのような圧縮空気系統のある工場などでは便利です。圧縮空気のない場所では、コンプレッサーを併用します。
サイレントクリーナーの頭部には、圧縮空気のホースと接続する部分があります。そこにホースをしっかりと取り付け、圧縮空気を送り込むと、ノズルに空気を吸引力が発生します。このバルブの開閉を調整することによって、吸引力を調整することができます。
サイレントクリーナーの特長としては、回転部がないのでメンテナンスが容易で、耐久性が高く、長時間の運転も可能なことです。タンクの容量や吸い込むものの用途、吸引力などに応じて機種を選択します。