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家庭用の集塵機について

家庭用の集塵機とは

家庭用の集塵機には、集塵するものの違いに2種類あります。一つ目はキッチンの換気扇、二つ目は室内の空気清浄機です。

換気扇での集塵

キッチンで食事を作るときにガスコンロを使うと二酸化炭素が出ます。また、IHであったとしても、熱や油分が出てきます。そうしたものを排気しないと、部屋の空気が汚れてくることになるので換気扇を回します。換気扇では二酸化炭素や熱はすぐに排気することができるのですが、油分はそうはいきません。油分をそのまま排気すると、排気口の下側に黒ずんだ油が流れ出て汚くなってしまいますので、油分を集塵する必要があります。この油分を集塵するのに、主にフィルター式集塵器を使っていることと思います。

空気清浄機

最近では都心を中心に、花粉症の人が増えてまいりました。私も経験があるのですが、マスクをしていないと一日中くしゃみが止まらないこともあります。「せめて部屋の中からだけでも花粉を除去してもらえないだろうか?」と考えることでしょう。そこで、部屋の空気を浄化するために、空気清浄機を導入する家庭が増えてまいりました。空気清浄機は、部屋のホコリや花粉、雑菌などを集塵し、きれいになった空気を部屋の中に戻すための装置です。

他にも、エアコンに空気清浄機能が搭載されたものがあります。そういったエアコンを導入すると、空気清浄機が必要ないかもしれません。しかし、エアコンは部屋の高いところに設置されているので、空気をかき回して、花粉やホコリがエアコンの所まで舞い上がらないと集塵できません。花粉が舞い上がってしまうと、またくしゃみが止まらなくなってしまいます。ですので、空気清浄機能が付いたエアコンを購入しつつ、別途空気清浄機も設置するという人が多いと思います。

空気清浄機選びのポイント

家庭用空気清浄機はSHARPやダイキンをはじめ、様々なメーカーが製品を出しています。そこで、空気清浄機を選ぶポイントをご紹介したいと思います。空気清浄機を選ぶポイントは主に次の項目があります。

  • 部屋の広さ(畳数)
  • 集塵の性能
  • その他の機能

まずは、空気清浄機の大きさです。通常は部屋の大きさに合わせてサイズを選ぶのですが、畳数で記載されていることが多いです。次に集塵性能ですが、通常のものであれば、花粉やウィルスなどの微細なものまで集塵できるものがほとんどですので、集塵能力については、あまりよく見なくても良いと思います。。

最後にその2点以外の性質です。例えば、ホコリセンサーや臭いセンサーが搭載されていて、ホコリや臭いがする場合には風量を自動で大きくしてくれるなど、風量をコントロールしてくれる機能があったり、フィルターを丸洗いができてリーズナブルだったりするような、各社工夫されているので、部屋の性質に合わせて購入してみてください。