「集塵機」と「掃除機」の違いは、業務用か家庭用の違いと言えると思います。業務用の掃除機と言えば、店舗や工事現場の掃除で使用される掃除機です。店舗や工事現場では、家庭と比べてチリやホコリの量が多いですし、吸い込みたいものが砂であったり、水であったりと、家庭では考えられないものを吸い込みますので、集塵容量が大きいく、頑丈にできている掃除機の方が作業効率が高いと思います。そのように、家庭用の掃除機よりも頑丈にできていて、容量が大きなものを集塵機と呼んでいます。
家庭用の掃除機
家庭用の掃除機の材質は、コンパクトで軽量なものがよいですので、外枠は軽いプラスチックでできています。業務用の集塵機は頑丈であることが望ましいので、家庭用よりも分厚いプラスチックや、ステンレスなどの金属製のものがあります。
業務用集塵機
業務用掃除機では、電動工具と取り付けることが目的で作られたものもあります。電動工具で石を切るときには、粉じんが出てきます。石の粉じんを人間が吸い込んだら病気になりかねませんので、やはり集塵しておきたいと思います。そこで、電動工具と掃除機を接続して、集塵しながら石を切ることができたら、ご近所に迷惑を掛けなくて済みます。
家庭用掃除機と業務用集塵機の違い
家庭用掃除機はたいてい集塵容量は決まっていて、大きくてもサッカーボールよりは小さいと思います。業務用掃除機は用途に合わせて容量が異なり、２０リットルや３０リットルの容量のものもあるぐらい大きな掃除機があります。
そして、業務用と家庭用の大きな差としては、やはり水を吸い取れるかどうかということです。業務用では、フィルターを湿式のものに交換すれば、水を吸うことができるものが多いです。用途としては、店舗のフロアーを水洗いした後に、その水を吸い取ることに用いられることが多いと思います。
他にも、水漏れの修理の後の水を吸うにも活用できると思います。フロアなどで水漏れがあったときに、それを雑巾で拭き取るには時間がかかります。そういったときには、業務用集塵機でいっきに水を吸い取ることができます。